掃き溜め場

しんどいオタクの戯言

離れて初めて気付くことってありますよね

 


お久しぶりです。気付いたら前回の記事をあげてから1ヶ月が過ぎようとしていて、月日が経つのは早いなあとびっくりしています。因みに相変わらず課題もレポートも終わりが見えません…。

 

ところで前回の記事が今迄とは比べ物にならないくらいのPV数をいただいていて。今読み返すと自分が余りにも拗らせ過ぎていて若干気持ち悪いな…と思ってしまうのですが(笑)、読んでくださった方、スターや読者登録をしてくださった方、ありがとうございます。とっても嬉しいです。


ただ記事をあげてPV数が伸びていく度に私自身や私の推しさんがバレていないか心配になります(笑)。自分が読者登録しているはてなブロガーさんの記事を読んでいても、偶に推しさんが分かってしまうことがあるので…。若手って母数は多いですけど自分の推しさんと共演している方なら案外把握できますしね。このブログは時系列を中心にフェイクを入れまくって書いているので問題ないとは思うのですが。もし気付いてしまった方がいたらそっとしておいてあげてください(笑)。


推しさんは元推しと呼ばなければいけない存在になってしまいましたが、まだ話し足りないことや、ふと気持ちの整理序でに記事を書きなぐりたくなることがあるので、このブログはまだ続けるつもりです。相変わらず文才の欠片もない記事ばかりですが、これからもよろしくお願いします。

 

 


今回も元推しさんの話をします。

 

盲目になんてなれない - 掃き溜め場

 

この記事で言っていた、上がる前に友達と連番の約束をしてチケットを取ってしまっていた現場に行ってきました。
その現場は元推しさんが頻繁に出演している個人名義のイベントではなく、ちゃんと名前のついた役をいただいている数少ない二次元コンテンツのものでした。
推しさんからは上がってしまいましたが、推しさんが声をあてているキャラクター自体を嫌いになったわけではないですし、何よりライブパートもあると分かっていたので、周りの知り合いには消化試合だなんて言っていいつつも、内心結構楽しみにしていました。


ただ御本人に上がる宣言をして他界した手前(前回の記事を参照)、現場に行くというのはやはり複雑な気持ちになりました。いつものイベントとは比べ物にならないくらい大きな会場で、且つ前方席を押さえていたわけでもないので、億が一にも彼に私の存在がバレるなんてことは有り得ないんですけど。それを理解した上で、それでも元彼に会いに行くときのような謎の緊張感を抱いていました(笑)。なんで上がった推しの現場用に新しく服買ったんだよ私……。

 

 

 

で、イベントが始まって、終わって、帰りしなにお手洗いに行ったら、つけた睫毛が取れるレベルで号泣した痕の残る酷い顔が鏡に映っていました。自分でもドン引くレベルで泣いていました。


私は推しさんのことが大好き「だった」筈なんですけど、私は推しさんのことが現在進行形で大好きなんだってことにその時点で初めて気付きました。でもその「好き」は、以前とは形が変わっているように感じました。


今迄は彼の人間性そのものを全肯定できなかったので、付き合いたい!結婚したい!とは思いはしないものの、「ファンの一人」という立場で居続けることに耐えられないっていう、ちょっと特殊な(?)リアコを拗らせていました。「演者とファン」ではなく「人と人」として接してみたかったって感じなので、あくまでも恋ではなかったと思うんですよね。
そういうベクトルで彼のことが好きだったので、錯覚でいいから少しでも彼にとって必要な存在であると思いたくて、努力した分疑似的なものでいいから愛を与えて欲しくて、現場至上主義を拗らせていました。現場の日に予定が入っていたら予定の方をなんとかして、チケットがご用意されなかったら自力でご用意して、とにかく会える機会を一度も逃さないことに躍起になっていました。努力の甲斐あってか(?)彼には名前も顔も覚えていただけて、産まれてはじめて私信もいただいて、周りの推し被りよりは良い思いをしていたとは思います(推し被りがどんな対応されたかなんて知る由もないので正直なんとも言えませんが)。


そんな好待遇をいただいていたにも関わらず私が上がった理由、以前記事で言ったように彼のことを肯定できなくなってきたのがきついっていうのも勿論ありましたが、他にも単純にそういう現場スタイルに精神的な限界を感じたからでもあります。金銭的にはなんとかなってました。でも毎週のように興味が湧かないタレント業のようなイベントに行って、モヤることがあってもそれを悟られないようにひた隠し、次回の現場では推しさんを褒めちぎった手紙をプレと一緒に突っ込む。いくらお金と時間を比較的自由に使える身とはいえ、こんなお金の落とし方は不毛以外の何物でもないんです。だから私はこれ以上彼をそういうベクトルで好いて、ガッツで居続けることに限界を感じ、上がることにしました。

私にとって私の好きな推しさんは「声優」ではなく「一人の男性」であると思っていました。だから上がった以上現場で顔を見ることがあっても声優のお仕事をしている彼に湧くことなんて有り得ないと思っていましたし、実際上がった後彼の情報が何も入らなくたって全く支障がありませんでした。


…の、筈だったんですけど。今回たった一人でステージに立って、綺麗なサイリウムの海に溺れながら歌い上げる推しさんを見て、涙が止まりませんでした。私は彼の歌っている姿が、楽しそうに歌っているあの姿が、今でもどうしようもなく大好きなんだなって痛感させられて、同時に私が彼を好きになった理由が歌であったことを「思い出し」ました。


今回見た彼は今迄のどの歌モノのイベントに出演していたときよりも輝いていたような気がして、一瞬たりとも見逃したくないと思う反面、今迄拗らせたあまり見失っていた、彼が歌という「お仕事」をしている姿が好きだったという事実を再確認してしまって、堰き止められていた好きって気持ちが溢れ出してきて、サイリウムを振れないどころか立っていられないほど号泣していました。目が合ったわけでもファンサをもらったわけでもないのに、彼の歌う横顔にこんなにも感情を動かされたという事実を未だに消化しきれていません。

 

それと同時に、私が上がったところで元推しさんには何の支障もないんだなっていうどうしようもない事実を目の当たりにして、すごくしんどくなりました。現役リアコだったときから理解はしていました。彼にとって私は「一部の金払いのいいオタクの中の一人」以上でも以下でもなかったんです。分かっていました。だけど沢山会いに行って良くしてもらって疑似愛を返してもらって、心の何処かで「多くいるオタクの中でも気に入られている存在」であると錯覚を起こしていたことも事実でした。でもそれは錯覚でしかなかったし、もし錯覚でなかったとしても「オタク」という括りから外れるなんてことは有り得ません。私が上がった後も、推しさんは変わらずにお仕事をして、素敵なパフォーマンスをしていた。彼にとって必要なものは「(お金を落とす)ファン」であって、私自身なんかじゃなかった。そう思うと、私が彼をどうしようもなく好いていて必死だった時間とかお金とかは一体何だったんだろうって考えちゃって、端的にいうとつらかった。改めて私達はどう転んでも「演者とファン」であるという線引きを目の当たりにして、初めからワンチャンなんかなかったってことを実感して、死にたくなりました。ここまでくると勝手に期待して勝手に拗らせて勝手に病んで勝手に他界された推しさんが可哀想になります…元推し、ごめんな……。

 

きっと「推しを決める」という第一歩目の選択肢を間違えていたんだと思います。私は私が行きたいと思える、興味がある現場にだけ選んで入って、一方的なベクトルでお仕事している姿を応援できる、そんな人じゃないと推しとして成立しないんだろうなあと。若手のオタクがそもそも向いてなかったんですねきっと。変に距離感が近かったり頻繁に会いに行けたりすると勘違いして拗らせてしまうみたいで。


そんなことを今になって漸く悟っただなんて馬鹿みたいな話なんですけど、そのお陰か一周回って自分の気持ちに区切りをつけることができた気がするので良しとします。これからは唯のオタクとして、今回みたいにキャラクターを背負ってお仕事している姿を見られるイベントにだけちょこちょこ足を運ぼうかな、なんて考えています。あくまでも「推し」としては上がっているので、彼に私がいるってことを伝えることは金輪際ありませんが、その一方的な関係こそが、私が目指すべき推しスタンス(?)だったのだと思います。これから先、もっと大きな会場で歌う彼の姿が見たいなあ。

 

それにしても今回見た推しさんは本当に素敵でした。暖色系のパブリックイメージを付けられてるけど個人的には寒色の方が似合っていると思っていたので、それが正解だってことをこの目で確かめられて嬉しいです。アウトロの高音域に彼の全てが込められているような気がして、CDで聴くのが今から怖かったりします(笑)。思い出すだけでまたボロ泣きしそうで…。

 

貴方のことが大好きでした。貴方の歌声がこれからも大好きです。